目標を持つことの大切さ

S君は中学生の時、英語の学習のためBE個別に通ってくれていました。スポーツに力を入れていて、高校入学時には当塾を止めてしまいました。それから時がたち、私学に行っていたため内部進学で去年大学生になりました。大学入学と同時にTOEICがどんなものか知りたいと訪ねて来てくれて、春期講習として10回ほどの講習を受けてくれました。ビジネス英語を覚えなければならないことや、問題量が多く必要な情報量だけを短時間で引き出す必要があるなど、いくつかポイントを伝えながら問題を解きましたが、初めてなので難しそうでした。普通は初めてTOEIC(満点は990点)を受けると300点台くらいの点数になるものです。そこから何回も受けて慣れていき、点数を上げていくのがこつです。S君もまあそんな感じだったと思います。

それから10カ月くらい過ぎたある日、また訪ねてくれたS君は、何回か受けて800点以上を取ることができたと報告してくれました。1年もたたないうちになぜそんなに点数を上げることができたのか、とても驚いていると、やりたいことができて、それには絶対に英語が必要だから頑張った、自分は中学生の時などは英語の勉強も仕方なくという感じでやっていたけど、目標ができたら俄然やる気になってきた、と言うのです。なるほど、と本当に感心してしまいました。

目標を持つことの大切さはよく聞くことですが、こんなに明らかな例を目の当たりにしたのは初めてでした。

目標といっても、誰もがすぐに持てるものではありませんが、あきらめずに進んでいくことが大事だと実感しました。

岡田